MATLABは、MathWorks社が開発している数値解析ソフトウェアであり、その中で使うプログラミング言語です。
MATLABは、数値線形代数、関数とデータの可視化、アルゴリズム開発、グラフィカルインターフェイスや、他言語(C言語/C++/Java/Python)とのインターフェイスの機能を搭載しています。
MATLABは、2019年時点でMATLABユーザー数は400万人以上であり企業・政府・大学で、工学・理学・経済学など幅広い分野に活用されています。
MATLABは、TIOBE Index for May 2020で14位に入ってきており、人気があるスキルであることがわかります。

MATLABの特徴として、データの扱いが簡単であること、C言語やC++、Fortran言語などのように変数の型宣言や配列宣言を記述する必要がなく、MALAB言語による簡単なプログラミング機能が備わっていること、グラフィックスのカスタマイズやGUIを構築する機能が充実していることなどが挙げられます。
その他、iPhone、iPod (iPod touch)、Androidで動作するアプリMATLAB Mobileというものもあります。
MATLABの類似製品ににScilab・FreeMat・GNU Octaveがあります。

MATLABは、IoT開発、機械学習を含む人工知能(AI)開発、アルゴリズム開発、ゲーム開発、組込/制御関連開発など様々な求人・案件で活用されています。

MATLABの需要について増加していくでしょう。
その理由として、近年、ディープラーニング・ビッグデータ解析・機械学習・IoTなどの分野が急速に発展していることにおいて、それらに関連する求人・案件が増加するためです。
また、MATLABは活用されている分野は、自動車・金融工学・ロボットや人工知能です。
そのためMATLABは村田製作所、トヨタ、日産、三菱重工、マツダなど有名企業や東京大学、奈良先端科学技術大学院大学、カーネギーメロン大学、産業技術総合研究所などに活用されています。
MATLABは現在も多くの企業に活用されていることやIT技術の急速な発展などを考慮すると、MATLAB関連求人・案件の需要は増加していくことが予想されます。